中の下アイアンマンの作り方

IRONMANがみんな凄いわけじゃ無い!中の下トライリーマンがちゃっかりIRONMANを目指すブログ

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IRONMAN Cairns 2022 に出場します!→断念;

<2022年4月22日 追記>

新型コロナの影響で確保していたJetStarのフライトが7月まで欠航となりました…。

 

「憧れのレースのため!他の航空会社で行けばいい…」と思ったのも束の間、費用的にも利便性的にもかなり頑張らなければならない事、そして当ブログであげていた出場予定だった皆さんも軒並みDNSの見込みとの事…。

 

色々な方と相談してより現実的な参戦プランを考えましたが、結論としては「ここまで無理をしてケアンズに行って、天候不良や自身のミスでDNFなんて事になったら耐えられないし、コロナの心配の無い、もっとベストに近い条件で挑戦できる日がきっとやってくる…」そう信じて、三たび、憧れのレースへの挑戦を延期する事にしました。

 

本当に落ち込んでいます。

でも、まずは他の目先のレースに向けて、心も身体も整えてのぞめる様に準備を…

 

…なんだか力が抜けてしまいました…。

でも、今できる事を一生懸命頑張りたいです。

 

===

2022年6月12日(日)

憧れのIRONMANに出場します!

 

目指すのはAU(オーストラリア)のケアンズで開催される

『IRONMAN CAIRNS 2022』

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画像: IM Cairns 2022公式HPより

いやぁ…、感慨深いですね。

レースの事を考えると、ついにやってくるXデーに興奮や喜びや緊張感、Finishするイメージとその逆に各パートで苦しみ抜く自分のイメージやDNFの不安といういろんな感情が入り混じって、…なんだか泣きそうになりますw;

 

 

行くか行かないかは自分次第の、今…

2022年3月末 長引き始めた第6波と、どうもその怖さが国民に伝わり難い変異株のニュースがウクライナ報道の合間に続く中、過去2年間沈黙していた国内トライアスリートの参戦スケジュールが決まり始めている…という話を友人らから耳にしました。

 

「アノ人もケアンズからIRONMANの活動を再開する様だ」

「Konaの前哨戦でケアンズに出ます!」

「初IRONMANの方に帯同してケアンズにゆきますよ」…などなど、

 

それまで、「今年もまだ海外遠征って空気じゃないよな…」と諦めていた中の下でしたが、やけにリアルなIMばなしを聞いて変なホルモンが分泌されたのか、一気に心拍数が上がりました。

 

「ホントに行くの?!

 

動揺して目線も焦点も定まらない状態で、自分でも嬉しいのか逃げ出したいのかわからない…。全く2022年大会への出場は想定していなかったので、そもそも心の準備が12ヶ月分足りてない。それに、世はコロナ禍です。行く・行かないの判断をするにももう少し情報が必要だったので、慌ててAU渡航出入国時の制限から確認しました。

 

出入国時の制限

AUはちょくちょく州ごとにロックダウンをしていた国で、出入国の制限に関しても比較的厳しい国です。シドニー在住の友人に聞くと、ケアンズのあるクイーンズランドも結構厳しい州とのこと…。変に大会がAUの第◯波とかにかぶると出入国時に隔離とか、ヘタをすると全てが吹っ飛びかねないです。

 

Googleで”オーストラリア 出入国”と検索すると、「オーストラリア政府観光局」のHPが見つかりました。

www.australia.com

まさにお墨付きの情報です。便利なのが、自身の希望の旅程を入力するとその対象期間中のJP←→AUの往復時に見込まれる渡航制限と必要書類などの情報が表示されます。

親切ですねAU、できる国!w

 

…で、まず一つ目にワクチン接種を二回以上済ませていれば(完全接種者と呼びます)AU出入国時の隔離は無しでOKとのこと。しかも、日本から搭乗する前の陰性証明も不要です。

中の下は完全接種者なので、ここはクリア。AUに提出する接種証明の申告は専用のHPから出発の七日前以降にできる様です。

 

二つ目の制限は、入国後24時間以内のPCRか抗原検査で陰性であること。これは、その日になってみないとわからない…。注意して過ごすしかありませんね。祈るばかりです。

 

ということで、差し当たりケアンズには行けそう!!

 

一応、復路も見ておくと…

まず、完全接種者の場合でもAU出国前72時間以内の検査証明が必要で、且つ帰国直後にも空港で検査が必要です。更に、完全接種者は自宅・宿泊施設での自己隔離と位置情報の記録、保健所から求められたら必要な情報を提供するという誓約書などへの署名が求められます。

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厚労省HPより (2022年4月13日現在)

ケアンズでも検査が必要となると、事前にある程度、どこでいくらで検査を受けられるのかを調べておく必要がありそうです。

 

飛行機とホテル

次に、飛行機とホテルです。

大会会場(Finish Gate)の目の前のホテルを取れました。ケアンズはスイムパートから随分離れたところにFinishゲートがあります。朝のスイム会場に近い事も重要ですが、今回は妻も同行してくれるのでランのコースに近くて、Finish後に速やかに宿に戻れる事を優先させました。

航空会社はJetstar。成田発着の機内泊便なのが玉に瑕ですが、直行便はありがたい!

 

自転車の預け荷物があるのでちょっと余分にコストがかかりますが、それでもLLCらしい金額でおさまりました。ナイス!まだ予約に余裕があったので、席も翼より少し前をこれまたほんの少し追加料金を払ってとりました。寝るだけのフライトの場合、エンジンより前の方が少しだけ静かに眠れるんですよね〜。

 

エントリー

中の下は当初、2020年の同大会にエントリーしていました。その大会が中止になった際に”コロナによる理由で参加できない場合は無償でエントリーを一年繰越できる制度”を運営側が用意してくれ、なんと2年連続でその恩恵に与りました。

2年前のエントリー時に選択した、写真撮影やIMロゴ付きの専用DropBagのOptionとかも、当時の設定のまま持ち越されていました。

でも、AU国内のトライアスロン協会の1日会員権だけ数AU$で取りなおしたかな??

ちょっとうろ覚え…。

 

そして、オマケ!

折角海外にゆくのですからレースだけってのも勿体無い!!

しかも、行先はあのゴールドコーストですよ(目がハート)!

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海が世界遺産!苦手なOWSも積極的に楽しめそうw

AU在住の友人や、新婚旅行でケアンズに行ったことがある知り合いなどから事前情報をもらって、レース後はしっかりとゴールドコースト観光をしてくる予定です。

 

6年越しの夢の舞台へ

「50歳までにアイアンマンの称号を手に入れる…」

この目標は残念ながら2020年に叶わぬ夢となってしまいましたが、図らずも与えられた2年の猶予期間…。

 

当時は100mしか泳げない中年太りの45歳でした。

でも、たとえ3種目全て下手クソで、遅くて、カッコ悪くても、制限時間内に完走さえできればIRONMANになれると知りました。

 

ならば、こんなボクでも

恥ずかしながらIRONMANの称号を

手に入れられるのではないか?!

 

ボクのブログ『IRONMANは皆スゴイ…と思うなよ』は、こんな考えから始まりました。

 

中の下なりの6年間の努力に意味があったのかを見極める瞬間まであと、2ヶ月。

IRONMANに挑戦できるだけでオレ的にはものスゲェ話ですが、正直、たくさんのレース経験を経て総距離226Kmには自分にとって不可能なレースの様なヤバさは感じなくなりました。でも、いままでいつも半分より後ろを走ってきた中の下にとっては次の瞬間DNFになってもおかしくないバカデカい壁である事に変わりはないです。

 

あぁ…、Finishゲートの先をその日のうちに踏むことができるのかなぁ…。

いや、踏みたいですね。DNFはイヤです。

 

そして、MCに言ってもらいたいです。

”ChuNoGe!!

  YOU ARE AN IRONMAN!!”

 

多分、号泣です…